2017年09月30日

彦山街道を今に伝えて

9月30日(土)

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英彦山のウスギモクセイが咲く頃になると、毎年思い出すところがある。

天気も好いし行ってみようか・・と、こういう時は話がすぐまとまるものですね。
野峠をグルグルと下り守実を抜ける、九重へ行く時のお馴染みのコースだが今回は津民集落の方へ。

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到着したのは中摩殿畑山の麓、彦山街道の途中奥谷集落にある「雪舟庭園」。

ここには樹齢500年と伝わるウスギモクセイがあり、毎年英彦山のそれと同じころに咲き、昨日
行ったときは、パラパラと散り始めていました。
見上げるほどの古木だが、まだまだ勢いがある。

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この庭は奥谷の旧家吉峯家所有であり、代々守られてきた。
昭和39年、古庭園研究の第1人者である重森三鈴氏一行が来訪し、常栄寺庭園(山口県)、
亀石坊庭園(英彦山)と共に雪舟作の庭として公表されて以来、世間から認識され始めたという。

集落添いには、かつて英彦山詣りで人が行き交った「彦山街道」とも言われる道があり、津民、
守実、槻木、薬師峠、豊前坊、英彦山と繋がっていると云う。

人の行き来があれば、自然とそれらの痕跡が出来ているもので、今に語り継がれ、引き継がれていて
このウスギモクセイにも、英彦山との繋がりをみるようです。

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借景の「鷲岩」が、切り立って見える。

「彦山街道」の名残りを今に伝える、奥谷集落のウスギモクセイです。

★ つれづれに一句

  街道の 昔を今に 秋香る   yamahiko
     ・かいどうの むかしをいまに あきかおる

さて、これからどうしよう・・となり、ふと思い出して久しぶりに九重の岡本豆腐店へ。

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店内は昼時の賑わいで、揚げたての大きな熱々油揚げが人気だ。
山間の、この雰囲気が好いな。

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帰りは耶馬溪を通り実りを迎えた英彦山遠望スポっトを抜けて、あぁ英彦山が見えてきた。

★ つれづれに一句

  耶馬溪を 抜け英彦山へ 豊の秋   yamahiko
    ・やばけいを ぬけひこさんへ とよのあき
posted by yamahiko at 05:03| 日々のあれこれ

2017年09月29日

英彦山・9月の花、植物たち

9月29日(金)

9月に見た英彦山の花、植物たちの覚書です。

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それぞれ左から
ギボウシ、クリ、マユミ、タカサゴユリ、ウスギモクセイ、オニルリソウ

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ヨメナ、ツバキの実、ダイコンソウ、イヌホオズキ、ネコジャラシ、サザンカ

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ボタンヅルの花後、ガマズミの実、トチバニンジン、チジミザサ、カエンタケ、キンミズヒキ

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キノコ、キノコ、キノコ、コマツナギ、マツカゼソウ、フクオウソウ

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ノアザミ、キツネノマゴ、ウスタケ(ラッパタケ)、??、ヒヨドリジョウゴ、ヌスビトハギ

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ホトトギス、イヌタデ、ニラ、オトコエシ、クヌギ、シイタケ

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キノコ、オトギリソウ、ダンドロボロギク、キノコ、ミズヒキ、アキノタムラソウ

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アカネ、モミジハグマ、スギヒラタケ、アキチョウジ、ヤマアザミ、ヒヨドリバナ

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キノコ、シコクママコナ、コフウロ、ツキヨタケ、キノコ、オトコヨウゾメ

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サンキライ、ツユクサ、ソバ、マンジュシャゲ、ヤブマメ、サクラタデ

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アシナガヌメリタケ、ウメモドキ、ヨウシュヤマゴボウ、ゲンノショウコ、ススキ、オタカラコウ

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ツリフネソウ、ヤナギタデ、ギンリョウソウモドキ、ヤブラン、キンモクセイ、ウスヒラタケ

これから秋も深まると、木の実などが多くなりそれも追っかけます。

★ つれづれに一句

  坊跡の 庭続きなる 花野かな   yamahiko
    ・ぼうあとの にわつづきなる はなのかな
posted by yamahiko at 07:54| 植物・秋

2017年09月28日

霧雨に

9月28日(木)

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まだ霧雨が降り続いている、今朝の英彦山です。

雨も時には好いが、それが2日続きとなったら少々ウンザリ気味になるもので、予報通り雨のち晴れに
なってくれるのか、空を見上げてばかりです。

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霧深くして、霊山英彦山らしく秋は深まってゆく。

★ つれづれに一句

  霧雨や 英彦の天狗に 逢へそふな   yamahiko
    ・きりさめや ひこのてんぐに あえそうな
posted by yamahiko at 09:32| 日々のあれこれ

2017年09月27日

現地勉強会へ

 9月27日(水)

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昨日はガイド養成講座の皆さんの現地勉強会で、そのナビゲーター役を仰せつかり汐井川から
雲母坂、唐ヶ谷を通り、銅鳥居まで探索しました。
本や資料を読み込む事も好いが、それでもとにかく現場に足を運ぶことが大事ですからね。

通い慣れ知っているつもりでも、皆で歩くと新しい発見もあり面白いものです。

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皆さんのガイドデビュー(!)は、いつ頃になるんだろう。
小さな勇気を持って、ポンとその一歩を踏み出して欲しい。

★ つれづれに一句

  露けしや 故事来歴を 紐解けば   yamahiko
    ・つゆけしや こじらいれきを ひもとけば


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読売新聞の夕刊(25日付)に掲載された、鷹巣原高原の夕日に映えるススキ。
大きく、一面トップの扱いが嬉しいですね。

取材当日カメラマンと日差しが傾き始めるその時を待った、張り詰めた時間を思い出します。
    http://hikosan.sblo.jp/article/181094783.html


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有り難うございました。
posted by yamahiko at 02:00| ガイド

2017年09月26日

木犀の香り

9月26日(火)

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今年も秋本番を告げるかのようにモクセイが咲き、香り始めている。
銅鳥居下のこれは正確に云うと、ウスギモクセイというよく知られているキンモクセイの
原種に近いもので、その昔に中国から入ってきたと云われています。

参道沿いの坊舎の庭や祠の付近に植えられており、この季節になると甘い香りに辺りは包まれる。

どれもが屋根を超えるほどの古木で、英彦山の歳月と共に樹齢を重ねてきたことを物語っているかの
ような風格です。

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修験道盛んなりしころの江戸時代、各坊の庭や門前に梅・桜・楓などを植栽し風致を整えるようにと、
座主様よりお触れが出された。
今に伝わるこのウスギモクセイは、山伏たちがそれぞれの坊の庭先や祠の敷地に植えたそうな、それが
年月を経てこのような古木になったいう。

香りがする樹を庭に植えるなど、その当時は貴重なものであり贅沢な事だったろう。
英彦山は樹一本にも歴史あり、ですね。

★ つれづれに一句

  秋陽濃し 継がれ来しもの 大いなる   yamahiko
    ・あきびこし つがれきしもの おおいなる


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地図に★マークを付けてみましたが、最近新たに二か所見つけたのでまだまだありそう。

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銅鳥居上の霊泉寺のキンモクセイも、今が盛りです。

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昨日はFBSテレビの取材があり、早速放映されました。
有り難うございます。

★ つれづれに一句

  木犀の 花の香りに 満つる里   yamahiko
    ・もくせいの はなのかおりに みつるさと
posted by yamahiko at 01:57| 植物・秋